結婚相手がバツイチだと不安?対処法やバツイチと結婚するメリットを解説!
- バツイチと結婚して離婚を繰り返すことにならない?
- バツイチとの結婚は相手の子どもがなついてくれるか心配
- バツイチとの結婚は親に反対されるかも?
近年は離婚するカップルが増えたため「好きになった人がバツイチだった」「婚活で出会った人がバツイチだった」ということは珍しくありません。
「バツイチでもまったく気にしない」「むしろ結婚を経験している人の方がいい」という人もいますが、バツイチとの結婚に多少なりとも不安を感じる人は少なくないでしょう。
そこで本記事では、バツイチとの交際や結婚で不安になりやすいことや不安の解消法、バツイチと結婚するメリットなどをご紹介します。
バツイチとの結婚に不安を感じている方は、ぜひ最後までお読みください。
バツイチとの結婚で感じやすい不安と対処法
まずは、バツイチの方と結婚するにあたって、不安に感じやすいことを7つ挙げます。
- 元配偶者について
- 子供について
- 離婚理由について
- 親から反対されるかも?
- 離婚を繰り返すタイプではない?
- 自分との子供を望んでいる?
- 結婚式はどうなる?
それぞれ詳しく解説します。
元配偶者について
まずは、お相手の元妻や元夫についてです。バツイチの方と交際したり、結婚を考えたりする際は、どうしてもお相手の元妻・元夫の存在が気になるのではないでしょうか。
- 相手への未練は残っていない?
- 連絡を取り合っていない?
- 会うことはある?
このようなことが気になって不安を感じることがあります。
また、お相手は結婚準備や結婚生活を前妻や前夫と経験済みということで、嫉妬してしまう人もいるでしょう。
お相手の元配偶者に嫉妬してしまうのは決して珍しいことではありません。嫉妬心や不安な気持ちを抑え込まずに向き合いましょう。
また、一人で抱え込まず、お相手に正直に伝えることも大切です。責めたり感情的になったりせず、落ち着いて話すようにすれば、お相手は不安を和らげようと配慮してくれるはずです。
最初の頃は嫉妬心に悩んでも、一緒に過ごすうちに元配偶者の存在が気にならなくなるケースが少なくありません。現在の2人の関係に集中し、一緒に楽しく過ごすことでお相手の過去が気にならなくなっていくでしょう。
子どもについて
お相手がシングルマザーやシングルファザーの場合、結婚したら血のつながらない子どもと家族になります。
「なついてくれるだろうか?」「どのように接したらいいのだろうか?」と不安になるでしょう。
お相手の連れ子との信頼関係を築いていくには、時間が必要です。すぐに心を開いてもらえない可能性が少なくありませんが、焦ることはありません。
適度な距離感を保ちながら会話する機会を増やしたり、子どもの好きなものを把握したりして、ゆっくりと距離を縮めていきましょう。
また、育児に関する考え方や教育方針、親としての役割などをあらかじめ話し合っておくと、子どもと関わりやすくなるでしょう。
離婚理由について
バツイチとの交際や結婚で、誰もが気になるのが離婚理由ではないでしょうか。相手が自分から話してくれない場合、さまざまな離婚理由を想像して不安になるかもしれません。
思い切って聞いた方がすっきりしますが、デリケートな話題ゆえに、なかなか聞き出せなくて不安を抱えてしまう人もいるでしょう。
まずは、なぜ離婚理由を知りたいか整理しておきましょう。
「相手のことをもっと知りたいから」「もっと理解を深めて良い関係を築きたいから」など、離婚の理由を聞きたい理由を言葉にできると、相手は話しやすくなると思われます。
もしかしたら、その場ですぐには話してもらえないかもしれません。思い出すのも辛い経験であったり、相手の反応が心配で離婚理由を伝えるのに勇気が必要だったりする場合があります。
そのときは急かさずに「話せるときに話してもらえると嬉しい」と伝えておきましょう。無理に問い詰めたり、根掘り葉掘り質問攻めにするのは避けておくべきです。
また、離婚の理由を聞いたら受け止めることが大切です。相手を批判したり、元配偶者の悪口を言ったりしないように注意しましょう。
離婚理由がどのようなものであれ、これから2人が一緒に幸せになることが大切です。たくさんコミュニケーションを取って、お互いの価値観や結婚観などを共有し、信頼関係を深めていくと不安もなくなっていくでしょう。
親から反対されるかも?
バツイチと結婚することを親から結婚を反対されるのではないかと不安になる人もいるでしょう。結婚するとお互いの家族との付き合いも増えるため、親の反対を押し切って結婚へと進むのはできるだけ避けたいものです。
相手がバツイチだと知って親が反対する場合「我が子がつらい思いをするのではないか」と心配しているからです。その場合は、親の気持ちも尊重しながら、粘り強く話し合いを続けることが大切です。
まずは、対面で紹介する前に、結婚を考えている相手がバツイチであることをあらかじめ伝えておきましょう。
もしバツイチとの結婚を反対された場合、感情的にならずに受け止めることが大切です。親の気持ちを理解しようという姿勢を見せることで、冷静に話し合いをしやすくなります。
次に親がなぜ反対しているのか理解しましょう。離婚を繰り返すのではないかと心配しているのであれば、相手の人柄や離婚理由、なぜ結婚したいかなどを伝えると理解してもらえる可能性があります。
人柄について知ってもらえたところで、直接会う機会を設けましょう。会う気になってもらえたということは、認めてもらえる可能性が高いです。実際に会っても反対された場合は、時間をかけて誠意や結婚への熱意を伝えましょう。
離婚を繰り返すタイプではない?
バツイチとの結婚で、気になるのが「離婚を繰り返してしまわないか」ということです。両親もそこが一番の心配かもしれません。
バツイチは一度結婚に失敗しているため、自らの行動を反省して「次は幸せな結婚生活を送ろう」とする人がいる一方で、失敗を繰り返してしまう人もいます。
お相手の方としっかりコミュニケーションを取って、離婚を繰り返すタイプではないか見極めると不安を解消できるでしょう。
離婚を繰り返すタイプではないか見極めるために、以下の2つのポイントをチェックしましょう。
- 離婚を相手のせいにしない
- 意見が合わないときは話し合いができる
離婚理由を相手のせいにしない
まずは離婚理由について誠実に話してくれるか確認しましょう。離婚の経験から学び、成長しようとしている人なら次の結婚では幸せな結婚ができるはずです。
一方、離婚理由をすべて相手のせいにして、元妻や元夫の悪口ばかり言う人には注意が必要です。もちろん相手が悪いケースもあるでしょうが、自分への反省が全くない人は心配です。自分の非をまったく認めないタイプかもしれません。
意見が合わないときは話し合いができる
夫婦になると小さなことから大きなことまで決めなくてはいけないことがたくさんあります。価値観がまったく同じ人はいないため、意見がくいちがうこともあるでしょう。そのようなときに、冷静に話し合いができるタイプであれば安心です。
一方、話し合いを避けたり、自分の意見を押し通そうとする人は相手に歩み寄ることができません。問題が発生しても解決できないでしょう。適切なコミュニケーションが取れないため、信頼関係も築けません。
結婚前にたくさんコミュニケーションを取って、意見が異なるときに相手がどのような態度を取るかしっかり見ておくことが大切です。
自分との子どもを望んでいる?
お相手にすでに子どもがいる場合「自分との子どもを望んでいないのでは?」と不安になる方もいるでしょう。
結婚してからお互いの気持ちが一致しないことを知ると後悔するため、子どもを望んでいる方は、確認しておいた方がよいでしょう。
まずは「結婚したらどのような家庭を築きたいか」「なぜ子どもを望んでいるか」など、自分の気持ちを整理しておきましょう。
2人で将来の話をするタイミングで、お互いの家族像を共有しましょう。自分が子どもを望んでいることを伝えておきます。
もし、相手が子どもを持つことに消極的であれば、理由を確認して一緒に解決策を考えましょう。
たとえば養育費を支払っているため、もう1人育てるほど経済的に余裕がないという理由で子どもを望まないケースもあります。その場合は収入を増やすか支出をできるだけ減らす工夫をすることで、解決できる可能性があります。
大切なことなので、お互いが納得できるまで時間をかけて話し合いましょう。
結婚式はどうなる?
再婚の場合は結婚式を挙げたくないと思っている人もいます。初婚で結婚式に憧れを抱いている人はとくに「結婚式を挙げられないのでは?」と不安になる人もいるでしょう。
もしお相手が結婚式を挙げたくないと思っている場合、理由を確認しましょう。一度結婚式を挙げてご祝儀をもらっていることが理由であれば、家族やごく親しい友人のみ招待する小規模な結婚式や会費制の結婚式を挙げる方法があります。
または、挙式とフォトウェディングのみという方法もあります。お相手の気持ちも尊重しつつ、お互いに納得できるプランを見つけましょう。
不安な気持ちを解消する方法
バツイチとの結婚に不安を感じてしまう場合、一人で抱え込まずによく話し合うことが大切です。ただし、相手の気持ちを尊重することも大切です。
気になることを質問したり、不安な気持ちを伝えたりすることで、一緒に解決策を見つけられます。次の3ステップで不安に思っていることを打ち明け、話し合う時間を持ちましょう。
自分が何を不安に感じているのか整理することから始めましょう。頭の中で考えるだけでなく、紙に書き出すことをおすすめします。
自分の気持ちを整理しておくことで、お相手に落ち着いて話すことができます。
時間に余裕があるときに、タイミングを見計らって不安な気持ちを打ち明けましょう。騒がしいカフェなどは避け、ゆっくり話せる静かな場所がおすすめです。
お相手との交際や結婚において、自分がどのようなことを不安に感じているか具体的に伝えましょう。感情的になってしまうと相手は責められているように感じてしまうため、落ち着いて話すことが大切です。
相手からの答えで不安が解消すれば、感謝の気持ちを伝えましょう。一方、相手の答えで不安が解消しない場合は、もう少し深く聞いてみましょう。
また、この機会に相手の素直な気持ちも聞いておくとよいでしょう。よく話し合うことで、不安を解消する方法を一緒に見つけていくことで、お互いへの理解も深まります。
バツイチと結婚するメリット
バツイチとの結婚は、不安ばかりではありません。バツイチは一度結婚を経験しているという初婚にはない強みと、結婚に失敗した反省から「次こそは幸せになりたい」という強い意思があります。
バツイチと結婚するメリットを2つご紹介します。
結婚に幻想を抱きすぎていない
未婚の人は、結婚に対して幻想を抱いてしまうものです。その結果「女性(男性)はこうあるべき」と理想を押し付けたり、「こんなはずではなかった」と失望したりすることがあります。
一方、バツイチは結婚生活を経験しているため、異性に対する現実を知っています。相手に対して高い理想を押し付けることがないため、一緒にいて心地よい関係を築けるでしょう。
離婚からの学びがある
バツイチは一度結婚に失敗しているため「次こそは幸せな家庭を築きたい」という思いを強く持っています。
幸せな家庭を築くために自分に何が足りなかったのか反省できている人であれば、次の結婚では「思いやりを忘れない」「相手の気持ちに寄り添う」など、夫婦が快適に暮らせるためのポイントを意識できるでしょう。
また、夫婦がどのようなことで喧嘩になりやすいかを心得ています。前回の結婚生活での失敗を反省し、次の結婚ではできるだけ喧嘩にならないように努力してくれるため、初婚同士よりも快適な結婚生活を送れる可能性があります。
誰だって離婚を繰り返したくないはずです。バツイチは「離婚を避けたい」と思う気持ちが人一倍強いため、離婚からの学びを結婚生活で活かしてくれるはずです。
バツイチとの結婚で幸せになるための心構え
最後にバツイチとの結婚で幸せになるために必要な心構えを2つご紹介します。
相手の過去にとらわれすぎない
相手の過去の結婚生活や元配偶者について必要以上に知りたがるのはやめましょう。過去ばかりに目を向けても幸せにはなれません。これから始まる2人の未来に目を向けることが大切です。
思いやりの気持ちを大切にする
夫婦円満な結婚生活を送るには、お互いに思いやりの気持ちを忘れないことが大切です。小さなことでも「ありがとう」と感謝の言葉を忘れないようにしましょう。
新婚時代を過ぎると、何かしてもらうことも当たり前になり、感謝の言葉も少なくなっていきます。そして、相手がやってくれないことばかりが目に付くように…。
そのようなことを避けるためにも思いやりの気持ちを忘れず、相手が何かしてくれたときには「ありがとう」の言葉を欠かさないようにしましょう。
バツイチとの結婚で幸せになろう
バツイチとの結婚で、何かと不安になってしまうのは自然なことです。しかし、一人で抱え込んでいては、いつまでも解決できません。
不安の原因となっていることを明確にし、話し合いの時間を設けて2人で解決しましょう。しっかり話し合う時間を作ることで、お互いへの理解や信頼関係が深まるはずです。
バツイチは過去の結婚から教訓を得ているため、夫婦がすれ違いを起こさないための対策を心得ている可能性があります。離婚を繰り返したくないという思いも強いため、幸せな結婚生活を送れる可能性が高いでしょう。
バツイチとの結婚で悩んでいる方は、過去ばかりに目をむけず、これから始まる2人の幸せな未来を大切にしましょう。